2012/01/12

一輪タイヤで移動しよう

すでにあちこちに情報があがっているSOIOWHEELの実物も見てきました。女の子が狭いスペースでもさっそうと乗ってましたが、うまく乗りこなすにはちょっとコツが必用そう。

バッテリーは2時間持つそうなので、ちょっとした移動には十分か。ただし、本体の重さはいかんともしがたいので、今後の改良版を待ちたいところです。

※1/26にmovie追加しました。



持ちやすいのはいいことだ

iPadおよびタブレット、Kindle系のデバイスを片手でホールドするためのグッズもあれこれありました。

一つは、Padlette.comのシリコンの大きな輪ゴムみたいなものを、パチンとはめこむだけのアイデア商品。でも、お値段がちょっと19.99ドルと微妙な感じ?!



もう一つは力技で、本体にマジックテープで指が入れられるパーツを貼り付けるというもの。たしかに重くないらないし、とりはずし自由だけど、本体にバリをはっつけてしまうというのはあまりにも適当か。それにしても、商品を説明しているおじさまのネクタイが派手すぎて、そちらに目がいってしまいます・・・



縦型DOCKがほしい・・・

今すぐにでもほしい、Airがささる縦型DOCKも登場。Macbook ProやMacBook用は以前からあったらしいのですが、今回の製品はCESに間に合わせただけのようで、HENGEDOCKSのネットにはまだ登場しておりません。

ちなみに、こちらのブースでもワイヤレスキーボードとマジックトラックパッドを合体させるパーツが発売されておりました。こちらは土台のケースにぱちんとはめこむタイプ。




コネクタもあれこれ

GREEN ZEROの足でスイッチが押せる充電ケーブル「Mashroom」も発見。思ったより小さくて、かわいかった。発売は次四半期でまだプロトタイプしかないそうですが、お値段は34.95ドルの予定とのこと。



コード類はいろいろあって、ケーブルにタグを付けるかわいいパーツも売られてました。1個99セントで、5つセットで2.99ドル(こちらは小売り価格)でした。こちらもサンプルをゲット。

ワイヤレス充電の進化形

ワイヤレス充電で毎回出展しているMobee Technologyからは、ワイヤレスキーボードとマジックトラックパッドをドッキングして充電できる「The Magic Bar」が登場。さらにマウスをのっけて充電できる「The Magic Arm」も登場。デザイン的にもすばらしいので、これは売れるのではないかと。




さらに「The Magic Number」も追加して無敵充電コンボ完成か。




ケース会社で目立つためには

iLoungeどころかCES会場全体でも、ケース・メーカーはこれでもかというぐらいたくさん出展しています。そうした中で目立つためには、いろいろアイデアも必用。

今回、個人的に気に入ったのはCASE-MATE社のブースで、まず正面で今着けているケースをその場で捨ててくれれば、新製品をその場で着けます、というのをやってました。せっかくあげても、なかなか使ってもらえないサンプルを確実に使わせるという、とてもうまい方法ですね。しかも、だいたいみなさんお気に入りを使ってるわけで、ここで捨てられるのはかなり勇気がいるというか…捨てられてるケースもかなり良いモノもあって、これはすごいな〜と思いました。


 さらに新しいケースのカタチ、ということでパズルのように組み立てられるケースのプロトタイプも展示。普通4つのパーツにしそうなところを、2つのパーツにして、さらにそれを組み合わせて一つにする、というアイデアもいいなと思いました。

iLoungeであれこれ

CES2012会場のiLoungeコーナーで見かけたおもしろそうなもの、あれこれを紹介していきます。

このコーナーは毎年ちょっとずつ広くなるけど、その分だんだんメイン会場から一番遠くなってきてますね。それでも通路が通れないほどの大混雑でした。

今年はケースを中心にいろいろサンプルももらえて、楽しかったです。

2012/01/10

SAMSUNGの勢いは止まらない

開場90前から長蛇の列ができていたSAMSUNGのPress発表会を見てきました。

発表されたのは
・SMART TV /ES8000
・SUPER OLED
・SUMART Camera /SH100、WB850Fほか
・Galaxy Note
・Notebook /SERIES9,7,5
などなどでした。

予想どおりですが、すでにほとんどが発表済み、あるいはリーク済みということで、特におどろくような発表はありませんでした(どこかでTVでSkype通話ができるデバイスが発表されていたようですが、それもちょっと…)。デモだけでは、くわしいスペックや価格などもぜんぜんわからりませんでしたしね。

SMART TVをハブにしてワイヤレスでデータ共有したり、音声やジェスチャーで操作したり、というあたりはほとんど目新しさはなく、allshare controlも今さらなぁ、という感じですが、TV本体のソリッド感あるデザインはかなり評価は高いのではないかと。

同じくNotebookシリーズのデザインも極限までソリッドになっていて、価格次第ですが、そこそこ人気が出るのではないかと思いました。

とにかくデモに並ぶ人の数のすごさははんぱなかった。会場内もすごい人でしたし、そのあたりはSAMSUNGの勢いを感じましたね。

うーん、SONYがますます引き離されてる感が・・・

SONYについてはこのあとのカンファレンスに期待したいところです。










話題のLearning Thermostat「nest」がおでまし

iPodの設計者が開発に関わったと話題になった学習するサーモスタット「nest」もCESにおめみえしておりました。

予想以上にデザインの安定感は良く、たしかに高性能といえそう。ちょっと昔の家電っぽい感じではありますが、それだけにどんな場所でもなじむかもしれません。

しかして、まだ使い道がはっきりしないのが、一番の難点か。

参項記事:iPodの設計者が作ったNestサーモスタット, その中身がすごい

置くだけでスピーカーになる「UB3R Dock」

THIRD ANNUAL STARTUP DEBUT TO DEMOのイベントでiPhoneを置くだけでスピーカーになる「UB3R Dock」なるものが展示されていました。

エルゴノミクスデザインで、色はピンク、グリーン、ホワイトの3色。Dockとして使うだけでもとてもいい感じです。

デザインしたのはRyan Texeiraさんで、なんでも製品自体はKickstarterで現在支援を募集中とのこと。サイトで検索しても見つからなかったのですが、もしかしたら、すでに目標はクリアしているのやもしれません。


Stream TV Networks社のULTRA-Dプロトタイプ



3D技術を開発しているStream TV Networks社の新しい2Dから3Dへリアルタイム変換する技術「ULTRA-D」を搭載したTVのプロトタイプを見てきました。

ULTRA-Dの技術そのものは、ハードウェアにこだわらず、どのデバイスでも、どの角度からも、画面のどこでも、裸眼で自然に3Dに見える、とのこと。今までメガネをかけた3Dでさえもまともに立体視できたことがなかったのに、これは自然にしっかりと3Dに見えてかなりびっくりしました。

映画やスポーツ、環境映像、CGなどいろいろコンテンツはあったけど、CGでないほうがちゃんと見えるというのもおもしろかった。2Dから3Dのリアルタイム変換処理をしていて、自分たちはメディア会社だと言っているところもおもしろい。この技術が普及したら、3DTVはどかんと売れる可能性があるかも。

会場では42と45インチ、タブレットを出展とのことです。

参考資料: 
【CES 2012】ストリームTVネットワークス、2Dを裸眼3Dに変換する技術を発表

2012/01/09

ZENSORIUMのthinkeデバイス

iPhoneに装着するdigitalhealthデバイス。心拍数や有酸素量などを計測可能。100ドルで色は4色



RSS的動画像チェックサービス「Frequency」

1/8の7pmからMandalay Bay Hotelの最上階ラウンジHouse of Blues Foundation Room で行われた「THIRD ANNUAL STARTUP DEBUT TO DEMO」を見てきました。

ホテルのラウンジということで、会場は薄暗く、怪しい雰囲気の中に浮かび上がるいくつものディスプレイ…そこでは主に新しくorはじまったばかりのウェブサービスがいろいろと紹介されておりました。

おもしろかったのは、見たい動画を登録して自分のチャンネルを作ってしまう「Frequency」というサービス。Facebookでログインしたら、あとは好きなサイトの動画をチャンネルとして追加して、更新されたものがカンタンに見られるようにするというもの。もちろん無料で、チャンネルはおすすめや、自分で検索したものを追加することができます。

登録したチャンネルは、iPadや他のデバイスでも共有できるとのこと。会場ではMacとiPadのデモが紹介されておりましたが、今後はiPhoneやAndroidにも対応させるということでした。iPadアプリについては、すでに無料で公開されておりました。

動画コンテンツがどんどん人気が出てきて、CESの会場でもビデオで取材する人がかなり増えていて、そうした流れからも、ネットに公開された短い映像をテレビっぽく見るというサービスが、他にも増えてきそうな感じです。