ボールをコントロールする「Sphero」は今年はブースを二箇所も出展して、気合いが入っておりました。今のところはオモチャのように使うだけみたいですが、これから新たな展開も考えていきたいという話でしたね。それにしても、動きもスムーズでコントロール精度もあがっているような感じでした。
Sphero
オモチャを動かすというのでは、ちっちゃいヘリコプターを動かすとか、人形を動かすとかいろいろあったのですが、カーネギーメロン大学のブースの一角で紹介されていたのが「Origami Robotics」というロボット。あくまでもデモということで、詳細はあまり聞けなかったのですが、ブース全体が生活向上をテーマにしていたので、とりあえずいやしペットのような扱いなのでしょうか。
Origami Robotics
リモコンカーの上にiPhoneおよびiPod touchをのっけて動かす、というロボットは2種類ありました。
一つは「Rmotive」で、こちらはすでにKicstarterで目標額をクリアしていて、これから本格的な生産に入るのだとか。iPhone同士をネットワークして操作するのですが、ロボットのカメラの映像が手元で見られるというのがおもしろいところ。その相手に向けて、画面の表情を切り替えたり、ちょっとおちゃめな感じです。
オンラインで販売していて、日本にも送ってくれるそうです。7色から選べて、本体価格は99ドルなり(当然ながらiPhoneは別)。ただし、受注分だけで3ヶ月待ちなので、「これから注文するとしたら、届くのは今年中ぐらいかなぁ、ごめん」とは会場のスタッフのコメント。
Rmotive
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※写真追加 |
もう一つの「XYBOTYX」もリモコンカーの上にiPhoneをのっけて操作できるというもの。 といってもRmotiveと大きく違うのは、こちらは人がコントロールするのではなく、自律型で動くというところ。土台のクルマにセンサーが付いていて、障害物を自動的に回避するのだそうとか。あるいは、カメラで目標物を見つけて、そちらへ自動的に動いていくのだそうです。
展示していた渋いおにーさまにお話を聞くと、まだ実験段階で、来月ぐらいには売れるようにしたいね、というコメントでした。
XYBOTYX